2009年2月5日木曜日

ぬれぎぬ


—麻生総理が何言っても何とも思わなくなってきたけど
 今日はさすがにおったまげたね。
—何言ったんだ?
国会答弁で郵政4分社化は見直すべき時だって言ったんだけど、
 まあそれは置いておこう、その後で、私はもともと民営化に
 反対だった、だから当時総務相だったが民営化担当をはずされた、
 民営化を推進したって「ぬれぎぬ」を着せてほしくない、って
 言うんだよ。「ぬれぎぬ」には心底驚いたね。
 何か言葉の意味を思い違いしてるんじゃないかと思って
 辞書を調べるとやっぱり「無実の罪」って書いてある。
—つまり麻生さんは郵政民営化は罪作りだったって言うんだよな。
 自分はそれには関わってないし反対だったって。
—そうなんだよ。でも反対を貫いて自民党を出た人もいるんだし
 郵政民営化だけが争点の選挙で自民党は圧倒的多数を獲ったん
 だから、今そんなことを言うのはひきょうじゃないか。
—麻生さんの言葉尻をうんぬんするのはもううんざりだけど
 言葉尻に本質が隠れているから深刻だよ。

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