
—今日は二十四節気の雨水(うすい)
だったね。
—今の季節に雨水って、あまり
そぐわない気がするけど…
—雪が溶け出し、雨に変わるころ
水がぬるんでくるころ、って
意味みたいだよ。
—そう言われると合点がいくな。
—雨水のころ、おひな様を出すのも
しきたりなんだって。
だから今日は我が家のおひな様にも登場願っちゃった。
—このごろ、そういうしきたりを守る生活ってすごく
大事だと思えるよ。
約束事を守って暮らしていると、自然に季節は巡っていく
って感覚を持てるもんね。
蔡國華が描きとる、あなたの昨日・今日・明日
2 件のコメント:
確かに旧暦の節目にあわせて自然を意識するってのは、日常に流されていきがちな生活に、心身ともに刺激がありますね。旧暦カレンダーは確か市販があったと思いますが、節とか候とか結構解説してくれているようなものはあるんですかね。それと雛人形ですが、中国にはないはずで、恵方巻やバレンタインチョコみたいな業者主導って気もするのですが、どうなんでしょう。飾り始め飾り締めっていうのも農業や旧暦とは関係ないようにも思うのですが。
「旧暦カレンダー」とか「二十四節気」とかで検索かけると、ウェブ上でもいろいろサイトがありますよ。
二十四節気の意味合いは平安時代以降日本で独自進化をとげている部分もあるので、必ずしも中国とイコールではないようです。
ウチのおひな様は母の誕生のときお祝いに買ったものだそうですが、母はいつも15日すぎ、20日くらいまでに出して飾ります(今年は15日でした)。「早く出してもええんちゃう?」と聞くと「早く出しすぎると行き遅れるんや(誰が!)」と言ってました。別に「雨水」を意識してる訳ではなさそうですが、このころ出すのはウチのしきたりになってます。
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