
—今日は「元宵節」っていう
中国のお祭りの日だよ。
—何、その「元宵節」って?
—春節は太陰暦の元日
なので新月だろ。
それから15日目、つまり新年
最初の満月の日を「元宵節」
といって、お祝いするんだ。
—新しい年の最初に光が満ちる日だね。
で、どんなことするの?
—光のお祭りなので、花火も
打ち上げるし、街のあちこちで灯籠に灯を入れて楽しむんだ。
それから、まあるいお月様が家族団らんの象徴になっていて
みんなで「元宵」っていう、中に胡麻餡の入ったお団子を
作って食べるんだって。
これで家族みんなの今年の平安と幸福をお祈りするそうだよ。
—へえ、美味しそうじゃない。食べたい、食べたい!
2 件のコメント:
元宵節っていうのがあるんですね。日本では満月は中秋の時期しか意識してないけど。それに中国はまだまだ季節ごとの節目を祝ったり、家族団らんの行事が色濃く残っているようで羨ましい感じですね。そういえば「月」を畏敬する風習っていうのはやはり太陰暦を使っている文化圏だけですかね。
「過ぎたるは」何とやらで北京で大惨事が起きましたね。残念です。
中国も韓国も家族の絆がものすごく強いし、儒教の影響でしょうか、お年寄りを大事にしますね。
こういうところは見習いたいものです。
太陰暦を使っていると必然的に月の満ち欠けに敏感になるし、自然との距離も近くなる気がしますが、どうでしょう。
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