2009年2月19日木曜日

ガラパゴスの宝探し


—ノキアが銀座に「VERTU(ヴァーチュ)」っていう
 携帯ブランドのお店をオープンしたんだって。
 お店の様子は、もうまるで高級ブランド店だよ。
 携帯電話っていったって最低67万円、最高は何と600万円の電話よ。
ノキアは世界シェア4割を占める世界最大の携帯電話機メーカー
 だけど、日本では普通の携帯電話販売から撤退するって
 発表してるね。日本の携帯は「ガラパゴス化」っていわれるほど
 特殊進化をとげてるし、キャリアごとに仕様を変えないと
 いけないから、とても商売にならないんだよ。
 だから富裕層向けブランドで、高付加価値ビジネスだけ
 展開するって戦略に転換したんだね。
—ガラパゴスだか何だか知らないけど、わたしがそんなケータイ
 持ってたら、トイレに落としたらどうしようとか、どこかに
 忘れたらどうしようとか、心配ばっかりで持って出られないわ。
 一体そんなケータイ持ち歩く人いるのかしら?
—何しろ日本には個人金融資産1500兆円っていう宝の山があるからね。
 どこにあるのか知らないけど、持ってる人はとてつもなく
 持ってるんだよ。
 まずはそういう人たちにバンバンお金を使ってもらわないとね。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

服はユニクロなどで結構着古しても頑張っている我々には縁遠い話ですね。しかもGDP的には富裕層の人間数×消費額が大きくならないといけないのでなかなか景気浮揚まで時間がかかる気がしますね。何か庶民に金がまわってくる仕組みがないですかね。たとえば国内メーカーの消費財をバンバン買ってもらって、それを買うと一定率をそのメーカーの従業員に還元させる仕組みとか商品とか。ふるさと納税やエコ、ユニセフ寄付がセットの商品があるように。でも無理かな。よく言われているのは金持ちはケチって話だし。