2008年10月11日土曜日

ブラームス


秋の陽だまりには、ブラームスがよく似合う。
特に好きなのはピアノ協奏曲第2番第3楽章。
ぬくぬくと草むらに寝転び、見上げる大空に吹き渡る
暖かなチェロの音色。
その間を、まだ色づくまえの木の葉を揺らして
ピアノの音がザワザワと舞い落ちる。
そんな音たちを聴いていると
何のことはない、これで十分だと
思えるのが不思議だ。

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