2009年2月22日日曜日

バラの芽吹き



—庭のバラが芽吹き始めてね、
 芳香を漂わせて咲き誇る
 バラも素晴らしいけど
 それよりも芽吹き始めの
 バラがぼくは好きだな。
—ふう〜ん、そうなんだ。
—赤子とはよく言ったもので
 ポチっとした小さな赤い芽が
 徐々に大きくなって葉の形になっていくのを見ていると、
 生きていることってすごいなと思うもん。
—冬の厳しい寒さの中でも、春の芽吹きが目に見えると
 心はパッと明るくなるもんね。
 今の世の中、バラの芽吹きをみんな待ってるんだよ。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

バラとまでいかなくてもかすかな希望があれば人間は生きられるってフランクルが言ってますからね。希望とは違うのかもしれませんが、ヒットした「おくり人」がオスカー取りましたね。似た感じの天童荒太の小説も評判だし、何か今の日本人の琴線に触れるものがあるんでしょうね。いずれも未見なので間違っているかもしれませんが。

Kat-chan さんのコメント...

「おくりびと」は日本だけでなく、アメリカでも人々の琴線に触れたのがちょっと意外でした。
今後何年か、価値観の転換の大きな潮流が続くのでしょうね。