
—ジョン・アップダイクが亡くなったわね。
—大学時代、英語で読んだけど、よくわからん!って
投げ出した記憶があるよ。
「ウサギ」シリーズが有名だね。
—「走れウサギ」とかだよね。「ウサギ」って何のことだっけ?
—小説の主人公のまたの名が「ウサギ」。
アメリカのスモールタウンに暮らす販売員の「ウサギ」を
主人公にして、都会生活者の心もとなさを軽妙でしゃれた文で
描いてるんだよ。
—「ウサギ」ってシンボリックな名前だね。
誰でもいいし、誰でもないような。
—それで思い出すんだけど、村上春樹の初期作品に「鼠」って
キャラクターが登場するんだよ。こちらは現実から消えて
行きそうになる主人公を現実に引き止めておく重要な
キャラクターなんだけど、名無しの「鼠」なんだよね。
2人とも文のタッチが似ているし、都会生活の無名性をすごく
意識した作家なんだと思う。
蛇足の補足:「鼠」が登場する村上作品は
「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」
それに「ダンス・ダンス・ダンス」です
2 件のコメント:
アップダイクとかサリンジャーとか懐かしいですね。村上は確かフィジェラルドも訳してましたね。「風の歌を聴け」が最初に読んだ小説でした。いつだったか。夢中で読んだ記憶があります。そういいながら最近夢中になって小説読んでないなあと。久しぶりに何か探して見ますかね。どうせなら中国でもいってみようかな。
ああ、サリンジャー、懐かしいです。
S&Gとかマイク・ニコルズとか一時期自分にとってのヒーローでした。
そういえば村上訳の「ライ麦畑」買ってきたのに、読んでないな。
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