2008年11月24日月曜日

アメリカン・グラフィティ


「アメリカン・グラフィティ」っていう映画、見た?
―大昔じゃない、名前は聞いたけど見てないなぁ。
―学生時代、確か新宿の名画座で見たんだよね。
 話は覚えてないけど、キラキラネオンに尻の上がったクルマ、
 DJの音楽、カッコいいなぁ、って記憶が残ってるよ。
 映画観たあと、新宿大ガード下の騒音がやけに大きくて
 ウラ悲しかった。
―今頃、どうしてどうしてそんな話を持ち出したのよ?
―映画に出てくる白い、カッコいいクルマがあって、ちょっと
 調べてみたんだ。

 このクルマはシボレー製で
 1958年型なんだそう。
 クルマ大衆化のきっかけに
 なったT型フォードの
 発売が1908年、そこから
 50年でアメリカはこんな
 大きなクルマを高校生が
 乗り回す国になった。
―それで?
―そこからまた50年経った今、なんとシボレーの親会社GMが
 つぶれようとしている。そんなこと誰が考えたろう。
 史上最大の「諸行無常」物語だと思わないか。

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