―「裁判員候補者名簿記載通知」が今日発送されたそうじゃないか。
―いやだなぁ、そんなもんが来たら。もし当たるんだったら
出来るだけ簡単な事件に当たってほしいよ。
―簡単な事件には裁判員はつかないらしいぞ。対象事件は
殺人や強盗致死、誘拐などの重大事件って説明だったぞ。
―そんなのますますイヤじゃないか。
そもそも法律のこと何にも解らないオレらに
何を期待しようっていうんだ?
―裁判官、検察、弁護士だけだと、あまりに専門的な
法解釈に終始し、裁判の進め方や結論が国民の常識から
はずれてしまう可能性があるので、それを防ぐためと
国民に分かりやすい裁判にするためって、そう説明している
みたいだけど…
―それって自分達が専門バカになってるのを
認めてるんじゃないか。それだったら裁判の中で国民が
意見を述べる場を作ってもいいし、有罪/無罪を決める
合議にだけ参加するってことでもいいよな。
どうしてオレたちが量刑を決めるところまで関わらないと
いけないのか、よく分からない。
我が身を省みれば、人に死刑を言い渡すなんて
とても出来ない相談だよ。
裁判所のHPを見ても、この疑問の答えは見つかりませんでした…
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